甘くて曖昧で儚いもの

思ったことの個人的整理用。ただの感想のときもステマ的な時もあります。悪しからず。

中島健人(Sexy Zone)担の私が岸優太に惹かれた理由

 誠に勝手ながらお名前を出させていただくのだが、あややさんが実施されたジャニヲタの担降りアンケート調査により、健人くんから岸くんへの担降りの人数が割合多いことを知った。もちろんそれは大きく見れば少数なのかもしれないが、健人を好きな人が岸くんに行くのが不思議だという感想を多数目にした。
 私はそれを見るたび、フフフとなぜかニヤけた。そして、いやいや、実は健人くんを好きになった人には岸くんに惹かれる理由があるのだ!という想いが込み上げて仕方なく、今回ブログという形で整理してみようと思い立った。
 私はこれまで担降りと言うものを一度もしたことがなく、今現在でも3人を担当としている。
ので、正式に降りてしまった方々とはまた違うのだろうというのは承知の上で、自分の中にあるそれぞれへの感情などをまとめてみようと思う。
 
 まずは健人くん、ともう一人のお話を。

①岸くんに出会うまで

健人くんに出会った時、アイドル界にたった一人で舞い降りた孤高の王子〜希望の星〜だと思った。本気で感動したし、それまでジャニーズ全体をただなんとなく好きで応援してきた私にとって中島健人というその存在、言動、仕草やパフォーマンスや、周りを翻弄しJMKなどという狂った(他意はない。あの番組をやりきったポテンシャルもあの番組を成立させてしまうその力も平伏すしかないというか、翻弄されるしかない)ものを作らせてしまったその威力=魅力は、それは、ジャニーズに新時代が来た、新星としか言いようのない存在で、
私は初めて「このアイドルが、いちアイドルとしてこの先どんなふうに輝いていくのか」を見たい、見逃したくないと思った。

それが健人くんに落ちることにした理由だった。私はこの子に落ちることを決意したのだ。


 もともと私は錦戸亮担当だ。それは今でもそうだし、彼から誰かに降りることは絶対にないと断言できるくらい亮ちゃんのすべてが、一挙一動がツボだ。彼に落ちた時はたった一瞬だった。1リットルのドラマを見て、クレジットに流れる「錦戸亮」とたった三文字を打ち込み検索しただけで、私は恋をした。
 その顔、言動、すべてが、スクロールすればするほど、動画を見れば見るほど、まるでミポリンに出会った辻仁成である。まさにそれは「やっと会えたね」でしかなかった。



 それに比べて健人くんの場合は意志的で意図的で、わざわざ彼に落ちることを自身で決め、それから「好き」が加速して、もはや鼓動抑えきれないクレイジーアクセルであった。実際に本格的に健人くんを担当と呼べる存在になるまでは約3年を要した。出会ってから3年をかけてじわじわとじっくりと距離をつめ、理解をし、惚れ込んだ相手なのだった。
 健人くんはまさしく、彼のソロ曲の歌詞通り「誰も見たことない世界 連れてゆくよ」それなのである。この人について行ったら見たことのない世界を見れる。誰もが行ってみたい、体験したい、一度は触れてみたいと思える夢のような煌めき眩いばかりの“ケンティーランド”に、鮮やかに軽やかに連れて行ってくれるのだ。
 そんなことは絶対にアイドルにしか出来ない。し、アイドル文化の根付いた日本の、今、この時代にしかない、この時代だからの現象で、一方で誰もが求めるファンタジーランドだ。

 それを見せてくれる、そう、公約されている。
それに健人くんは「この世界(芸能界)にはてっぺんを取るために来た」と言った。そんなことを言うアイドルは未だまかつて見たことがない。そしてその時思った。  あぁこの子は命をかけてアイドルをしていると。たった一度の自分の人生をかけて、アイドルを全うするつもりなのだと。
 それ故なのか、そのオーラとコンテンツ性の興味深さは圧倒的だ。何より、足が、長い。一昔前の少女漫画に出てくる王子様か、というスタイルだ。

 そんな王子は大学進学の進路をとった。その感覚も私には魅力的だった。いかにも平成に生まれ、今を生きる同世代の考える道と言った気がした。
大学で学べることがある、それを還元して力にしたいという決断。さらにあろうことか学部生なのにTA(ティーチングアシスタント)を担い、さらに卒業論文を2つ書くなどという発言から、もはや普通にいてもすげぇやつである。


 健人くんは負けず嫌いだ。
とっても負けず嫌いで、でも努力をしてどうにかするよりはSMAP木村くんのようなタイプに感じる。出来てしまう、才能と運を持った子。
「振付師の先生に怒られてでも前に出て目立とうとした」と言った。自分の立場や立ち位置、分をわきまえてなんかいたって仕方のない世界、それが芸能界だし、そういう舞台に彼はいる。
 「ほんの一瞬の映り込みで僕に落ちる人がいるように」という思いでカメラにうつろうとして、パフォーマンスを捧げていたジュニア時代。その想いも実際にそれで世界が変わり、中島健人が上り詰めていくその様は非常に戦略的で、闘争心剥き出しでガツガツしまくるそんなスタイルはひどく斬新だった。
 
 かつてそんなアイドルがいただろうか。
中島健人というアイドルはその意志の強さとブレなさでケンティーランドへと、華麗なマントさばきで、私たちを誘う。


ーそんな中、超軽率にも私は岸優太に見事すぎるほどに落ち、落ちたら最後、今でもはいあがれていません。



(続く)